トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2013年4月11日木曜日

寒い夜は、カクテル・バーで過ごすのもオツなもの


まだまだ寒いトロント。こんな時は家でのんびり、というのがこれまでの生活パターンでしたが、それではつまらないというので出かけてみることにしました。雪の中向かったのは「The Blach Hoof」、直訳すると「黒い蹄」というちょっと変わった名前のレストラン。
http://theblackhoof.com/


天気悪いし雪だし、「お店は絶対空いている」とたかをくくって撮影おわりの8時半頃にお店に到着。すると、店内は満席! 出てきたウエイトレスさんに「45分くらい待ちますけど、どうします? 向いのバーもありますけど?」と言われて一瞬ぽかーんとしましたが、せっかくここまで来たし、帰るのもアレだったので「バーで待ちます」と言って携帯の番号を残して道をはさんだ向かい側のバーで待つ事にしました。



「The Blach Hoof」は予約を取らないんですね。席があくのを待つしかない。
こうして、なかばあきらめな感じで入った「cocktail bar」。最近思うんですが、何事も期待しない方がいいのではないかと。そしてここもその流れが見事に的中して、いい感じのバーで、すっかりお気に入りになってしまいました。しまいには「今晩はここでいいんじゃない?」と話しながら、妻とまったり会話をしながら1時間弱を過ごしたわけです。


理由は、まず店の雰囲気。ちょっとアンティーク風のこぢんまりとしたお店な感じがグッド。そしてバーテンダーさん。ちょっとアジア系の優しい「しょうゆ顔(今はそんな風に言わないか)」のお兄さんが、カウンターの中でテキパキとカクテルを作っている様子を見るのが楽しかったこと。さらに何を飲んだら良いか良くわからない妻に、好みを言うとかなり的確なアドバイスをしてくれて、おいしいカクテルを出してくれたこと。最後にちょこっとしたおつまみもあって、それが美味しかったこと。

私はいつもの「Manhattan」。10年もののライ・ウイスキーをベースにスイート・ベルモットと合わせて砂糖漬けされたマラスキーノ・チェリーをアクセントにした本格派。ごっついウイスキー・グラスに、こちらもごっついキューブ・アイスがなかなかグッド。カクテルグラスで出てくるのもありますが、こっちのほうがグラスを持った時のずっしり感が「男の飲み物」を感じさせていい感じでした。

まあ私の飲み物は至って簡単ですが、妻のはバーテンダーさんオススメの2杯を。
まずは、「Lavender Hound」。かすかにラベンダーの香りがするジン・ベースで、レモンとグレープフルーツと合わせたさっぱり飲みやすいものでした。で、あっという間に飲み干した妻が「次は何?」という感じになったので、先ほどの優しいバーテンダーさん登場。


「今飲んだ系統で、ちょっと違ったものはありますか?」というリクエストに出て来たのが「Corpse Reviver #3」。直訳すると「死者を蘇らせる」という、ちょっと衝撃的な名前ではありますが、ジンをベースにコアントローというリキュールにフランス産のリレットという白ワインに、こちらもフランス産のハーブ系のアブサンというリキュールを加えたもの。
トロントにいて、たまにカクテルを飲むというような場面に遭遇するわけですが、お気に入りのものを一つ二つ覚えておくか、思い切って「こういうのが飲みたいんですけど」と聞いてしまうのが、そういう場面を乗り切るコツ。


飲んでばかりではつまらないので、おつまみをと壁のボードに書かれたメニューを見ると、「DEVILLED EGGS」という名前が面白くて注文してみました。直訳すると(しつこいですね)「悪魔のたまご??」。ワクワクして登場を待ったら、よくオシャレなパーティー等で見かけるアペタイザーのアレ。ちょこっと乗ったアンチョビが、効いていました。


たまには夫婦でカクテルバーも、楽しいものです。
また行きたいお店です。とは言え、チップも入れて60ドルくらいでしたから「食事ができるじゃんっ!」と。。。ちなみに会計は、キャッシュかデビット・カード(銀行のカード)のみで、クレジットカードは使えません。
http://hoofcocktailbar.com/


ちょうどたまごを食べていた時に携帯が鳴って、「お席の用意ができましたよ」と言われて一瞬迷ったけれど、せっかくだからとカクテルを飲み干して道路を挟んだ向かい側のレストランに向かいました。さらに飲んじゃったその時の様子についてはまた、別な日に。