トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2015年2月3日火曜日

エアカナダ搭乗記のまとめ



日本から東部カナダへはトロント直行便が毎日飛んでいます。基本は羽田発着ですが、成田便も時期により運行されています。今回は、エア・カナダについてこれまでの経験をまとめてみたいと思います。

夏と秋はチケット料金が上がる

座席はエコノミークラスとビジネスクラスの2つに分かれています。エコノミークラスは頻繁にシートセール(割安チケット販売)が行われます。

一般的に言うと、7月を中心とした夏の時期と10月を中心とした紅葉の時期にはチケット料金が上がると考えておいて良いでしょう。12月を過ぎるとチケットが取りにくくなるということもあります。

少しだけ早めに計画を立てて安いチケットを狙うというのがトロントに住む日本人の中でも一般的で、現地旅行代理店からも頻繁に情報が流れてきます。ウエブサイトでも同様です。日本在住の場合はエアカナダ日本語公式チケットセール特設ページで正規割引料金を頻繁にチェックすることをお勧めします。

24時間前のウエブチェックインをアプリでする

チケットを入手したら、出発時間のきっかり24時間前に始まるウエブでできるチェックインをぜひ利用したいところです。利点の一つは、座席を自分で確定できること。例えば予約時にはリリースされていなかった前の方の席が、24時間前にウエブで見ることができるようになり、ウエブ上で座席の移動ができます。場合によってはかなり前の席が空いていますから、ぜひ利用したいサービスですね。

もう一つは、ウエブでチェックインをしておけば預け入れ荷物をカウンターに持っていくだけの Bag Drop だけで済みますから時間短縮になります。最近一人の場合は手荷物だけで旅行するので、ウエブチェックインをしておくとカウンターに寄らずそのまま保安検査場(セキュリティーゲート)に向かいます。

エアカナダの場合、これらのことをスマートフォンのエアカナダ・アプリを使うと簡単にできてしまいます。この際にパスブック仕様のチケットを発行しておけば、スマートフォンだけで搭乗できてしまいます。

手荷物の中に、スキーなどスポーツ用品などが含まれる場合は、事前に特別な手続きが必要です。私自身、折りたたみ自転車(ブロンプトン)をトロントに持ち込んだ経験がありますが、手続きを踏めば大変スムーズでした。

アップグレード・オプションを使う

ここ数年、安いエコノミーのチケットを買っておき、搭乗24時間前のウエブチェックインの際にビジネスクラスへアップグレードするというオプションが簡単に買えるようになりました。

アップグレード料金は日本円で片道10万円近辺と安くはありませんが、一度乗ってしまうと「もう一度」と思ってしまうほどの快適さに魅了されるのも事実。羽田〜トロント間は約12時間、ほぼ半日かかる機内で足を伸ばしてのんびりできるのが、なんといっても魅力です。

特に東京発の場合全日空のラウンジが使えるのが楽しみです。エアカナダのトロントのラウンジは飲食よりゆったり過ごすということに主眼が置かれているのですが、全日空は目移りするほどの充実ぶりでなかなか楽しいものです。

機内サービスについては必要充分と感じます。数回乗っていると結局シートをフラットにしてゆっくり寝ることができるというのが最も重要なポイントだということがわかり、特にドリームライナーのシートは素晴らしいの一言でした。なおアップグレードは残席がある場合のみですので、売り切れ御免です。

トロントから飛行機を使う旅

トロントから東部カナダの国内旅行をする場合、飛行機はトロント国際空港に到着しますから、ここからの乗り継ぎになります。オタワ、モントリオール、ケベックシティ、ハリファックスなど主要都市に定期便が飛んでいます。これらの都市へは、トロントのダウンタウンにあるアイランド空港発着便を使うとさらに便利です。ちょっとだけ料金が安いポーター・エアを使ってケベックシティに行ってきました。

夏の定番カナディアンロッキーを見たいと思えば、カルガリーまで飛び空港でレンタカーを借りて数日クルマで周遊するのは、いわばカナディアン・ドリームです。大きめのクルマを借りて、バンフ/ジャスパーと巡りヘリに乗ったり氷河ツアーに参加するとカナダの大自然を満喫することができます。エアカナダの国内便では、徐々にインフライトWifiが使えるようになってきています。

冬の定番といえば何と言ってもカナダのオーロラ。有名なイエローナイフへは、トロントからエドモントン経由で向かいます。最初に冬のオーロラを見て、その後夏にもオーロラ鑑賞ができるというので同じ年に見てきましたが、写真で見るのとは断然迫力が違うカナダのオーロラはぜひ見ておきたいところでしょう。晴天率のこともあり夏オーロラはあまり一般的ではないようですが、気温がマイナスにならなくてもオーロラが見えるというのは身体的にラクなことは間違いありません。冬は冬で幻想的ですが、湖面に映る逆さオーロラを見ることができるのは夏だけです。

大都市圏はジェット機ですが、リージョナルと言って小都市には小柄なプロペラ機で向かう路線があります。比較的低空を飛ぶターボプロップ機に乗るとカナダ上空を飛んでいるなという雰囲気満点です。

スーセント・マリーという風光明媚なオンタリオ州の小都市だったり、ケベックシティへも飛行機で行きましたが、1時間ちょっとで着いてしまいますから大変便利です。アメリカへ向かう路線は、ボストン、ニューヨークなどが人気で、それぞれ1時間ちょっとで着いてしまいます。トロントはアメリカに一番近い大都市として発展してきた歴史がありますので、ここを経由してあちこち向かうのには大変便利。トロントの北米における位置関係と、そこに乗り入れている交通機関を理解しておくと、カナダ東部の旅行はさらに効率よく充実したものになります。

ヨーロッパへもトロントからアクセスは良いのが特長です。ロンドンに向かうのとバンクーバーに向かうのとでは、時間的にさほど変わりませんから、休暇を利用してイギリスに行ってみよう、などということもできてしまいます。

もともとカナダ(トロント)はイギリス植民地として始まったという歴史的な背景がありますから、ポンド高を除けば街の雰囲気も似ているところが多く旅行がしやすいと感じました。同じ英語圏ですから、飛行機とホテルを事前に予約しておき、ヒースローに着いたら空港ターミナルにある携帯ショップでSIMを入手しておくとかなり自由に街歩きや観光ができます。