トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2015年12月10日木曜日

イギリス仕込みの Fish & Chips のお店「Olde Yorke」



北米の手軽な食べ物ととしてポピュラーな「Fish & Chips」。レストランやパブの定番メニューで、トロントには専門店が何軒もありますが、なかでも私のお気に入りの「Olde Yorke」をご紹介します。 http://www.oldeyorkefishandchips.com/

こちらに来たばかりの18年前。アメリカに住む知人に「レストランのメニューの注文で困ったら、『Fish & Chips』が無難」と言われたことを、いまだに鮮明に覚えています。別なテーブルに運ばれてくる巨大なフライ盛りに恐れをなしていたこともあり、メニューにあった「Curry(カレー)」という見慣れた文字につられて、出てきたモノが日本のと全く違う味にビックリというのが、この話のオチ。

今ではすっかりトロント暮らしにも馴染みこんな経験も稀ですが、アメリカ人の彼がなぜあんなことを言ったのか、なんで日本のカレーとこっちのカレーはこんなに違うのかの理由についての知恵もつき、メニューに「Fish & Chips」を見つけるといつもこのことを思い出してしまいます。これ以上「Fish & Chips」を詳しく語り始めると、カナダの地理的なことや歴史とのつながりとかが始まってしまい話が長くなるので、早速本題のお店について書きます。



場所はイースト・ヨークの「リーサイド(Leaside)」と呼ばれるネイバーフッド。リーサイドという名は、19世紀はじめにここに土地を買い住み始めたJohn Lea(1818年にイギリスからフィラデルフィアに移民。その翌年にここにやってきた)が由来で、後に鉄道が通り大きく発展したという歴史のある、ダウンタウン・トロントの北東部分をカバーする住宅地です。



イギリス人のオーナーは、本国でこの手のレストランを数軒持っているという経歴の持ち主。トロントに移住し、ここで本場仕込みの「Fish & Chips」にフォーカスしたパブ・レストランを開業したというわけです。



店内はシックな内装で、ダウンタウンのスポーツ・パブ系とは一線を画す落ち着いた雰囲気。ランチに行ったこの日は地元に住むお年寄りに囲まれ、いかにもイギリス風という感じでした。



日替わりのランチメニューは8.95でお得。



ドラフトビールあり。Tetleyはイギリスの老舗ブリュワリーで、紅茶のブランドとは関係ないようです。



メニューはごく一般的なものが一通り揃っています。
http://www.oldeyorkefishandchips.com/menus/



座るとすぐウエートレスさんがきて、メニューを置いていきます。戻ってきてドリンクとお食事の注文のあと「Bread for Start?」と聞かれましたので、お願いしました。



Cod(コッド)やHaddock(ハドック)が定番で、トロントではHalibut(ハリバット)という比較的高級なお魚もメニューに乗ります。コッドやハドックは東海岸、ハリバットはアラスカ沖で獲れた、淡白であっさりな白身の魚です。



レモンを軽く絞り、ワインビネガーとコショウをかけて食べます。



コールスローは酸味を抑えた甘味のあるもの。



この日はアイスティーを入れて20ドルちょっと。まあ、ランチとしては贅沢な方ですね。



実はお店の横にはテイクアウト専用の入り口があります。



基本的には店内とほぼ同じものが注文できます。



いろいろ注文して持ち帰ります。



こんな紙袋に入れてくれます。



Cod & Chips。ポテトフライが下に敷かれ、その上に魚のフライが載るという状態。



最近加わったメニューのプーティン。

というわけで、早速チップス(ポテトフライ)をアップグレードしてみました。





Halibut & Chips。ポテトフライをアップグレードしましたので、別々の容器に入れてくれます。



なかなかボリューミーになります。

レストランで食べても、テイクアウトしても旨い「Fish & Chips」の店を一軒知っておくと、急に食べたいなと思った時に大変役に立つ、そんなお店です。