トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2016年5月1日日曜日

VIA鉄道でトロントからモントリオールへ行く場合の料金について



トロントから鉄道を使って小旅行を考えた場合、まず思いつく街モントリオール。今回はVIA鉄道を使って旅をした経験を踏まえて、チケットの種類や値段について書いてみます。

コリドーとは?



VIA鉄道は、北緯49度線に沿うようにカナダ国内を東西に結ぶ大きな鉄道のネットワークを持っています。私が住むカナダ東部はこの国における鉄道の発祥地。北はケベックシティから南はウインザーまでをコリドー(CORRIDOR)と呼び、最も頻繁に列車を運行しています。



なかでも人気のトロント〜モントリオール間は、1日8便。このブログを書いているのは2016年5月ですが、上のようなスケジュールになっています。



モントリオール行きの料金を詳しく見てみましょう。コリドー区間の料金体系は、エスケープ(ESCAPE)、エコノミー(ECONOMY)、ビジネス(BUSINESS)の3種類。エスケープはエコノミーの一部の座席を料金を下げて乗りやすくしているため、座席とサービスは一緒。

このブログを書いている時の公式ウエブサイトに表示されている宣伝料金は、エスケープとエコノミー同額で44ドルとなっていますね。STARTING AT となっているように、この後クリックしていくと、実際はこれより高い料金が出てきます。表示の44ドルは最安料金表示であり、実際の価格は変動します。



コリドーを走る列車の魅力は、すべての車両で使えるWi-Fi(インターネット)。パソコンやスマホで、VIA_WIFIを選択すると列車の便名と乗車クラスを入れるログイン画面が出てきます。約5時間の鉄道旅ですから、ネットが常時無料で使えるのは今どきのあり方としては便利と言うべきでしょう。



エコノミー(エスケープ)には車内販売があり、ワゴンサービスでコーヒーを注文すると2ドル50セントかかります。メニューは座席にありますが、食べ物としてはサラダやサンドイッチがあらかじめパックされたものが主なもので、飲み物はコーヒーや紅茶、ビールなどアルコールの提供もあります。ビジネスでは駅のラウンジサービス、多少ゆったり目の座席と飛行機でお馴染みのスタイルで食事が提供され、飲み物も含めて無料です。(メニューはここです

チケットの買い方



仕組みのおさらいはこれくらいにしておいて、実際にモントリオール行きのチケットを買ってみましょう。

チケットは、VIA鉄道駅(トロントの場合はユニオン駅)のカウンターあるいは公式ウエブサイトで買うことができます。まずはウエブで料金をチェックしてみましょう。直近のものはこんな感じで、乗りやすい時間帯から順番にエスケープが売り切れてゆきます。実際は宣伝の料金よりも高くなっていますね。人気が高い列車は料金が上がり、乗車率が下がると料金も下げ、座席販売のテコ入れをする仕組みです。



便数も多く料金が変動するのは、トロント〜モントリオール間はなかなかの人気路線だから。先ほどより1週間先の日程で料金を検索してみると、エスケープはまだ残っていますね。



さらに1カ月後の週末土曜日の料金表示してみました。VIA鉄道と乗客の料金をめぐるせめぎ合いが、興味深いですね。エスケープは一旦買ってしまうと変更する場合手数料が半額ぶん取られてしまいますので、現実的には変更不可と考えるのが妥当でしょう。販売される座席数が限られますので、タイミングを見極めるのが難しい。安いチケットで行こうとする場合、よくよく考える必要はあるものの、早めに計画を立てて手配をするというのが必須条件ですが、これはなかなか難しいですよね。なお最安値(エスケープ)については、以下のリンクが便利です。モントリオール行きはオタワ経由の運行がありますから、注意してください。
http://www.viarail.ca/en/fares-and-packages/our-lowest-fares